ナポリのちょっと気になるおかしなもの日記

常々思っている、日常の些細だけれどちょっぴり気になるお菓子なことや可笑しなことを綴ります

みんな大好き♡たべっ子どうぶつビスケット〜!

どうも、こんにちはナポリです。

 

以前、『ふと食べたくなるお菓子5選』のときにご紹介した、たべっ子どうぶつビスケット。このお菓子、素敵なところがまだまだあるのに紹介しきれていなかったので、この機会にもう一度ご紹介させていただこうと思います。

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🐒美味しく動物を学べる

こちらのビスケット、名前にもある通り、動物の形をしています。大雑把な形であるため、推測が難しいこともあるかもしれません。

逆に、動物の名前をみて知らない動物だったときは、想像力豊かに思い描くことができて、新しい動物もすぐに覚えられちゃいますね。

 

🦆楽しく英語も学べる

さらに、ビスケット部分には動物を英語で表記してあり、パッケージの後ろに動物の絵と共に英語表記がまとめてあります。何種類か違うパッケージがあるので、楽しみながら動物の言い方を英語で覚えられます。大人でも知らない単語があったら楽しいですね。

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🐴アレルギーのある人にも優しい

また、クッキーやビスケットには、バターや卵、牛乳といった材料を使うものが多いです。

どうぶつビスケットは実は卵不使用の商品です。なかなか卵を使用しないビスケットやクッキーなどの焼き菓子商品はないので、ビスケットならではのサクサク、カリカリの食感を多くの人が味わいやすいと思います。

 

近年、グルテンフリーのスイーツや米粉を代用したお菓子など、さまざまな食材を駆使したお菓子がたくさん出ているように感じます。

これを機に、普段から食べるもの、体に取り入れる物についても気を使っていきたいなと思いました。

食べる時の見た目や匂いなんかも、食事やおやつにとって重要なポイントだと思います。もし、自分でお料理を提供するときがあったら、そのあたりにも気を配りつつ、食べるだけではなくて楽しさや学びをプラスできるようなものだと、食事やおやつの時間がもっと有意義になりそうだなと感じました。

 

それでは、この辺で。

 

またのお菓子をお楽しみに〜♫

 

 

満月が綺麗な夜にはモナカを🌕

こんにちは、ナポリです。

今日1月26日は、新年最初の満月の日です✨

 

一月の満月

農事暦によると、アメリカでは1月の満月を「ウルフムーン」と呼んでおり、狼が空腹で遠吠えをする頃ということでこう呼ばれるそうです。

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26日未明は比較的晴れていたため、満月も綺麗に見ることができました。みなさんは、満月を見ると何を思い浮かべますか?

 

「月が綺麗」と言ったら夏目漱石!という方や、月と言ったら宇宙旅行!という方、まんまるの肉まんを思い浮かべるという方もいるかもしれません。そんな月夜にお供したいお菓子といえば、、、今日ご紹介するのは『最中(モナカ)』です。

 

まんまるのお月様のようなお菓子

最中の起源は平安時代へ遡ります。

拾遺和歌集で有名な源順(みなもとのしたごう)が満月について句を詠んだときのことです。出されていたお菓子が丸い餅菓子で、中秋の名月に似ていたことからその丸い餅菓子を「最中」と呼ぶようになったそうです。(諸説あります)

 

水のおもに照る月なみをかぞふれば今宵ぞ秋のも中なりける(拾遺171)

【通釈】水面に輝く月光の波――月次(つきなみ)をかぞえれば、今宵こそが仲秋の真ん中の夜であったよ。

【語釈】◇月なみ 「波に映る月光」「月次(月の数。月齢)」の両義。◇秋のも中 八月十五日は陰暦では秋の真ん中にあたる。「も中」のモはマの母音交替形。

参照元:https://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/sitagou.html

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水面に映る丸い月をみて、ふとカレンダーで数えると15日と思い出し、空を見上げたら綺麗な満月が見えるとは、さらに思いを込めて歌を詠むとは、ゆるやかで素敵な時間ですね。

 

そのとき食べていたお菓子に名前を付けてしまうというのも、いとおかし...✨

 

ぜひ、平安時代の俳句や短歌にも触れつつ、今宵は満月を眺めながら丸くて甘い最中を味わってみてはいかがでしょうか♫

 

それではこの辺で。またのお菓子をお楽しみに!

 

 

意外でびっくり、大航海時代の生まれ!プリン

こんにちは、ナポリです。

先日、友人がプリンのイラストを描いてくれました。とても美味しそうで、可愛いイラストなのでお気に入りです(*^o^*)

 

プリンというと、ぷるぷるしていて甘くてつるんとした喉越しで食べやすく、個人的には可愛らしいイメージがあります。

しかし、その生い立ちは、戦禍の船上だったそうなのです!

 

船上でのお料理から考案

1588年イギリス、英西戦争(イギリス、スペイン間の戦争)の真っ只中。

荒れ狂う波に囲まれた船上では、食材は貴重。どんな残り物の食材も有効活用が必須だった、そんな場所で料理人が生み出したのが元祖プリン!

あまり物の食材を卵なんかと混ぜて蒸し焼きにしてできた、"具沢山の蒸し焼き料理"こそ、プリンープディングの起源なのです(諸説あります)。

 

カスタードプリンへ🍮

時代が過ぎ去るにつれ、蒸し焼きにしていた具材が削ぎ落とされていきます。プディングとしてイギリスからフランスへ伝わると、デザートとして定着。18世紀には甘い柔らかなカスタードプディングが誕生します。

1963年、アメリカでインスタントプリンができ、翌年日本でも「プリンミクス」が発売されて、プリン普及が進んでいきます。

 

「蒸す」という料理法の面から見ると、随分と昔に、意外なところで誕生していたのですね。

今美味しいプリンを食べられるのは、最後まで食材を有効活用しきったシェフのお陰ですね。戦禍のシェフにも、甘い柔らかなプリンを食べてみて欲しかったです。

 

以上、プリンの起源について振り返ってみました。カスタードプリンだけでなく、温かな蒸し料理も交えて食材のロスを減らしていきたいものです。

では、またのお菓子をお楽しみに♪

 

 

 

金の延べ棒、フィナンシェ

こんにちは、ナポリです。

1月、2月は決済の時期でもありますね。

お仕事によっては差はあるかと思いますが、かなり忙しくなるのではないでしょうか。

そんな多忙なサラリーマンの方におすすめしたい、別名「金の延べ棒」と呼ばれるお菓子があります。

 

フィナンシェとは

フランス発祥の焼き菓子の一種で、アーモンドパウダーや焦がしバターを使って作られるお菓子です。

パリの証券会社の近くでお店を営んでいたお菓子職人が、毎日スーツで多忙に働くお客様にもスムーズに手に取ってほしいと思いついたのが、フィナンシェだそうです。縁起のいい金の延べ棒を模って、また手に取りやすい長方形の形、パクッと食べやすい食感も金融マンには人気であったとか。

金融街だからこそ、発展したお菓子もあるのですね。常に相手のことを考えたものづくりの視点も素敵です。

フィナンシェは、名詞だと金融家、お金持ちという意味があります。

 

これってマドレーヌ?

いえいえ、全然違います!

マドレーヌも美味しいお菓子ですね🍪

感触もやや似ている…かもしれません。

違う点は味や形の他、材料です。

マドレーヌは全卵、溶かしバターを使用しているのに対して、フィナンシェはアーモンドパウダー、溶き卵、焦がしバターを使用して作られています。色がほんのりこんがりとして黄金色っぽくみえます。

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みなさんもフィナンシェを食べて、フィナンシェ(お金持ち)へ駆け上がりましょう♪

 

では、またのお菓子をお楽しみに〜(^o^)

 

 

 

 

優雅なたたずまい、オペラ

みなさんこんにちは、ナポリです。

今、スタバで大注目の『オペラ・フラペチーノ』をご存知でしょうか?☕︎

ミルクチョコレート味とホワイトチョコレート味の2種類展開で、これは両者譲れないチョコレート争いが勃発しそうな予感がします♪

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オペラとは

16世紀のイタリア、フィレンツェで生まれた歌劇です。有名な歌劇場だと、フランス パリに『オペラ座 ガルニエ宮』があります。

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今回紹介するお菓子 オペラは、諸説ありますがフランスの老舗洋菓子店がオペラ座に見立てて作ったのが由来と言われています。

 

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お菓子のオペラは、ビスキュイジョコンドというアーモンドパウダーを使った生地に、コーヒー風味のシロップをしみこませて、バタークリームやビターチョコレートのガナッシュを挟み込んで重ねて作るお菓子です。

上に金箔を飾るのが一般的で、この金箔はオペラ座の金のアポロン像に見立てているのだとか。

艶やかなチョコレートと繊細に切り揃えられた見た目であり、リッチで高級感があります。

 

生地の名前にも気品を込めて

生地の"ジョコンド"は、モナ・リザのモデルになったリザ・デル・ジョコンドという人物の名前が由来で、『モナ・リザの微笑みのように優雅に』という願いが込められているそうです。

 

オペラ座モナ・リザを思い浮かべながらオペラを食べるひとときは、なんだかとてもリッチな感じがします。

どんなに波乱ある毎日でも、気品ある佇まいや優雅な微笑みを持ち合わせて過ごしていきたいですね。

 

それでは、この辺で。

またのお菓子をお楽しみに〜♬

 

 

今日はなんの日??ショートケーキの日!!

みなさん、こんにちは。ナポリです。

突然ですが、今日はなんの日でしょう?

正解は…ショートケーキの日です。

なぜだかはご存知ですか?

まだ気づいていないそこのあなたは、ぜひショートケーキを思い浮かべながらカレンダーを見つめてみてください♩

 

日本初のショートケーキ

さて、ケーキの王様🍰ショートケーキですが、お誕生日などで定番のケーキですね。実は、日本オリジナルのケーキなのです。

 

日本で初めてショートケーキを作ったのは、諸説あり、洋菓子メーカー コロンバンの創業者である門倉國輝さんというのが一つあります。1922年当時は、冷蔵庫が普及していなかったこともあり、より親しまれるようになったのは冷蔵設備が整う様になる高度経済成長期以降だったようです。

 

ふんわりケーキは日本独自

アメリカではもともと生クリームをビスケットのような生地で挟んだものをショートケーキと呼んでおり(そもそも、ショートケーキとはスポンジケーキをフルーツなどと組み合わせたケーキ、またはビスケットのことを指しています。)、その生地作りに使われるショートニングという油脂の名前から来ていると言われています。

また、「ショート」は英語でサクサクした、という意味もあり、サクサクしたケーキを指します。

しかし、日本でいうショートケーキはふわふわしていて、生クリームで覆われていたりいちごが乗っていたりするもの。

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ビスケットのような生地からスポンジ生地に変えることで、日本人の好みになるように工夫した、いわば日本オリジナルのケーキです。

 

シンプルな形や作り方だからこそ、お店や作り手ごとに違いが出やすく、フルーツやクリームを変えて作ることもできるので、食べ比べてみるのも楽しいですね。

 

それでは、この辺で。

またのお菓子をお楽しみに。

 

幻のじゃがりこ☆5選

みなさんこんにちは、ナポリです。

 

今日はじゃがりこ話をお届けします(^o^)

じゃがりこ』というお菓子は、ほとんどの方が一度は口にしたことがあるのではないでしょうか。

細長くてポキッと食べられて、食べすぎるとたまに歯茎に刺さることもありますが気づくと無くなってしまう不思議なお菓子の一つです(※個人の意見です)。

絶えず、たくさんの種類の味が展開されているカルビーじゃがりこ。今日は、そんなじゃがりこの中から、美味しかったのに今は見かけない、もう今となっては味わえない・・・!そんな幻のじゃがりこをご紹介します。

 

🥔トマトチーズグラタン

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グラタン感が強いかと思いきや、ちゃんとトマト風味もするのでほんとにトマトチーズグラタン🫕✨という感じです。

 

🥔ゴロゴロPIZA

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何がゴロゴロだったのか記憶が怪しいのですが、ピザ味で美味しかったのとポテチでは味わったことのない味だったことが印象的です。

 

🥔トリプルチーズ

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ブルーチーズやカマンベールが混ざっていたような?!通常のチーズ味よりもさわやかで濃厚な一品です。たまにチーズの塊も紛れており、よりチーズを感じられます。おやつにもおつまみにも◎

 

🥔赤いコンソメ

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コンソメよりも、なんというかなんの味なのか…甘くてしょっぱい程よいだしのような…それをコンソメというのかもしれません(笑)ハロウィン時期に出ていました。

 

🥔クリームチーズ

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食べるとほんとにクリームチーズ味がするのでびっくりしました。じゃがりこにチーズをつけて食べている様に味わえる、お得感ある一品。

 

以上、幻(かもしれない)じゃがりこ5選でした。

もしかして全国どこかのお店では販売されているのかもしれないので、見かけたらぜひお手に取ってみてください。

 

これからもじゃがりこの新たな味を追いかけていきたいと思います。またのお菓子をお楽しみに〜♬