ナポリのちょっと気になるおかしなもの日記

常々思っている、日常の些細だけれどちょっぴり気になるお菓子なことや可笑しなことを綴ります

年輪を模したお菓子、バームクーヘン

こんにちは、ナポリです。

 

先日、誕生日のお祝いで親戚からバームクーヘンが送られてきました。甘すぎないしっとりと柔らかい生地と、外側のちょっぴり固い砂糖がけのコーティングがちょうどよいバランスで、美味しくいただきました。

みなさんはバームクーヘンがどんなお菓子かご存知ですか?私は誕生日に親戚からバームクーヘンをいただくことが多いので、見ると誕生日を想わせるような、とても好きなお菓子の一つです。

今日は、バームクーヘンについてご紹介していきます♪

 

バームクーヘンってどんなお菓子?

バームクーヘンは年輪を模した洋菓子で、一層一層丁寧に記事を重ねながら繰り返し焼き上げて作るお菓子です。繰り返し焼き上げることで、年輪のような木目ができあがります。

形が木の年輪に似ていることから、ドイツ語で「木」を表すbaum,「菓子」を表すkuchenを組み合わせたバームクーヘン(バウムクーヘン)という名がつきました。

 

バームクーヘンを送る意味とは?

結婚式や引き出物などの贈り物としても定番のギフトとして選ばれているバームクーヘン。

贈り物としてのバームクーヘンには、どんな意味が込められているのでしょうか。

 

結婚のお祝い品としては、木の年輪が長い年月をかけて作られていくことから、結婚する2人が幸せを重ねていく、一緒に年月を重ねていくことへのお祝いの気持ちが込められています。

 

幾重にも重なる生地は、長寿や繁栄など縁起の良い意味を表すので、ホワイトデーのお返しや敬老の日のプレゼント、また私がもらったように誕生日の贈り物としても選ばれることが多いようです。

 

バームクーヘンを作る過程は、実際の年輪ができるまでと比べると短い時間ではありますが、一層一層をしっかりと焼き上げながら何層にも重ねて作り上げていくのはとても繊細で丁寧な作業が必要だと思います。

 

経験を積みあげていくこともまた、一つ一つの出来事や失敗からの学びをうまく活かしていくことの丁寧な繰り返しであり、ステップを踏んで着実に身につけていく作業を繰り返す事で習慣にすることができるのだと思います。

 

バームクーヘンを食べながら、このお菓子をいただいたことに感謝を感じるとともに、日々を少し丁寧に過ごすだけで積み上げられるものも変わってくるのだろうな、と感じました。

 

では今回は、この辺で。

またのお菓子をお楽しみに♪