ナポリのちょっと気になるおかしなもの日記

常々思っている、日常の些細だけれどちょっぴり気になるお菓子なことや可笑しなことを綴ります

新年のお祭りに!ガレットデロワ

こんにちは、ナポリです。

昨日はクリスマス、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。いろんなお菓子、ケーキ、堪能されましたか?

 

さて、クリスマスが終わると次なるイベントは新年あけましておめでとうですね。

 

私がある小説の中で知った、ガレット・デ・ロワというお菓子があります。

本の中では、福があるお菓子として登場してきましたが、詳しくは新年のお祭りのためのお菓子だったのでぜひご紹介させてください♪

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https://b-asanoya.com/products/galettedesrois

パイ生地で作られており形は大きな丸いお菓子で、ケーキのように切り分けて食べます。

普通のパイと違うのは、中にフェーブと呼ばれる陶器の小さな人形が入っていることです。

一つだけ入っているので、切り分けたどこかの一片にフェーブが隠れており、当たった人には福があるという風に小説では出てきていました。

 

みんなで食べるときに誰にフェーブが当たるか、

ドキドキワクワクしながら食べられるお菓子ですね。

 

本来はガレット・デ・ロワは、フランスの伝統菓子で公現祭と呼ばれる1月6日にキリスト教を祝って食べられる新年のお菓子です。

ガレット・デ・ロワの中にフェーブが入っていた人が王様や王妃様となり祝福されるという慣わしがあり、王様のお菓子とも呼ばれています。

近年は1月6日に限らずに、新年になってから1月8日の間の日曜日を中心に、友人や家族と集まって食べられるそうです。

 

今年もそろそろ終盤に近づいてきました。

新年を祝う前に、今年のうちにやっておきたいことは何か残っていますか?新年に向けて準備しておきたいことはありますか?

今年のうちに翌年へ向けて準備をするのは、フェーブを仕込む料理人やフェーブを楽しみに食べる人たちのワクワクと似たものがあるかもしれません。

私も新年を気持ちよく迎えられるように、新年のお菓子も気持ちよくたくさん食べられるように、残りの2023年を有意義に過ごして行きたいと思います。